【転売】「ボンボンドロップシール」が小中学生女子の間で人気爆発中
2026年01月26日 17:09
抜粋
小中学生の女の子を中心にシール交換が過熱化し、都内各地の店舗で品薄状態が続いている。
発端となったのは、立体感と透明感が特徴の「ボンボンドロップシール」(ボンドロ)。
発売から約1年半で累計出荷数は1000万枚を突破し、大人も加わるなど空前のブームとなっている。
すぐ売り切れ
昨年12月、立川市のディスカウント店「MEGAドン・キホーテ立川店」に入荷したばかりのボンドロが陳列された。
文具売り場前では事前告知をしていないのに行列ができ、あっという間に売り切れとなった。
購入した会社員女性(39)はここ数週間、昼休みのたびに入荷の状況を確認しに来ていたといい、「やっと見つけられた。子どもにプレゼントしたい」と喜んでいた。
ボンドロは、指先ほどの大きさのキャラクターシールなど数十個が1セットで販売されている。
大阪市中央区の文具メーカー「クーリア」が開発し、サンリオやディズニーのほか、人気キャラ「ちいかわ」などとコラボすると人気に拍車がかかった。
ドン・キホーテの運営会社「パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス」によると、昨年10月から売り上げが急激に伸び、現在では文具全体に匹敵する。
都内各店舗で入荷すると即日完売する状況で、同社の吉岡寛晃マーチャンダイザーは「これほどヒットする商品は珍しい。コロナ禍の防菌グッズ並みの品薄感だ」と語る。
交換が過熱化
ボンドロブームは、女の子らで今流行するシール交換の呼び水にもなった。
品川区の小学2年の女児(8)が通う学校では、昨年の夏頃から女子児童の間でシール交換が過熱化。
ボンドロのように人気で希少なシールは「レート」が高く、比較的入手しやすい薄手のものが複数枚ないと交換できないという。
女児は近所の商業施設など複数箇所を回ったものの、ボンドロはいずれも売り切れ。
女児の母親(46)は「同級生の親同士がする最近の会話はシールばかり。たかがシール、されどシール。ここまで手に入らないとは」と驚く。
大人も楽しむ
今回のブームの要因について、若者文化に詳しい関西学院大の難波功士教授(文化社会学)は、「元々子どもは収集癖があり、コレクションが好き。古くは切手や牛乳瓶の蓋、80年代はお菓子のおまけの『ビックリマンシール』などがあった」と語る。
1990年代後半から2000年代初頭に小学生だった「平成女児」が母親世代となったことも人気の一因に挙げる。
母親らは平成時代のシールブームを経験しており、当時を懐かしみながら親子でシール交換を楽しむケースも多いという。「小中学生の女の子だけでなく、子ども(キッズ)の心を持った大人(アダルト)を意味する『キダルト』層も取り込んだ」と分析している。

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